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導入
ここまで3回にわたって、個人店での挫折、給食業界のリアルな実態、そしてそこで見つけたやりがいについてお話ししてきました。
今回は、少し話を巻き戻します。「金融業界から飲食業界へ」「パワハラを受けたカフェから、フレンチシェフとの出会いへ」——私がキャリアを大きく動かすきっかけになったのは、1つの転職サイトでした。
今回は、実際に私が使った転職サイトと、そこでどんなオファーを受けたのか、体験ベースでお話しします。
未経験から飲食業界へ:社会人向け専門学校という選択
信用金庫を退職したあと、私はいきなり就職活動をしたわけではありません。社会人でも通える、週3日・1年コースのカフェ専門学校に進学しました。
働きながら学べるコースだったので、当時はアルバイトと学校を両立する生活でした。ここでバリスタとしての基礎(焙煎・抽出・ラテアートなど)を学び、専門学校の求人紹介を通じてコーヒー業界への就職を果たしました。
パワハラをきっかけに使った転職サイト「飲食店.com」
そのコーヒー業界の職場でパワハラを受け、退職を決意したときに使ったのが、飲食業界特化の転職サイト「飲食店.com」でした。
このサイトの特徴は「スカウト機能」があることです。自分の職務経歴書をサイト内にあらかじめ入力しておくと、それを見た企業側から直接オファーが届く仕組みになっています。
自分から求人を探して応募するのではなく、経歴を見た企業から「うちに来ませんか」と声がかかるスタイルなので、忙しい仕事の合間でも転職活動を進めやすかったのが実感としてありました。
元金融マン×バリスタという経歴が評価された
このスカウト機能を通じて、新規オープンの店舗からオファーをいただき、面接に進みました。
面接では、金融業界で培った経験と、コーヒー業界でのバリスタとしての経歴の両方を評価していただけました。「異業種からの転身」という一見遠回りに見える経歴が、実は自分にしかない武器になるのだと、このとき初めて実感しました。
もしあなたが今、「自分の経歴には強みがない」と感じているなら、それは大きな誤解かもしれません。異業種の経験は、思わぬところで評価される武器になります。
想定外だった配属:調理師としての入社
当初オーナーからは「簡単なカフェ調理(パスタやハンバーグなど)」を担当すると聞いていました。ところが、先方の採用枠の都合で、私はバリスタではなく調理師として入社することになったのです。
しかも、料理長として迎えられたのは、ホテルで総料理長を経験したフレンチシェフでした。想像していた「カフェの軽食」とはまったく違う、本格的なフレンチの世界がそこにはありました。
正直、この展開は自分でも予想していませんでした。でも、この「想定外の配属」こそが、私が30歳からフレンチの基礎を学び直すきっかけになったのです。転職活動では、自分の希望通りにいかないことも多いですが、その先に思わぬチャンスが待っていることもあります。
転職サイトを選ぶときに意識しておきたいこと
私自身の経験も踏まえて、飲食業界の転職サイトを選ぶ際に意識しておきたいポイントをまとめます。
- スカウト機能があるかどうか:忙しい現職中でも転職活動を進めやすい
- 異業種からの転身に理解があるか:飲食特化型のサイトは、経歴の見せ方についてもアドバイスを受けられることが多い
- 求人内容と実態にズレがないか確認する姿勢を持つ:私のように「聞いていた業務内容と違った」というケースもあるため、面接時に業務内容をできるだけ具体的に確認しておくことが大切です
他にもある、飲食業界特化の転職サービス
私が実際に使ったのは「飲食店.com」でしたが、飲食業界に特化した転職・求人サービスは他にもいくつかあります。私自身はまだ利用したことがありませんが、選択肢の一つとして紹介します。
- フーズラボエージェント(株式会社クオレガ運営):飲食業界特化の転職支援サービス。キャリアアドバイザーによる求人紹介がメイン
- FoodsLabo(株式会社クオレガ運営):飲食業界特化の採用プラットフォーム。求人へのWeb応募がしやすい設計
- キャリナビ:求人紹介ではなく、LINEで気軽に始められる伴走型のキャリアコーチング。「まだ何がしたいか分からない」という段階から相談できるのが特徴です(対象年齢20〜34歳)
「飲食店.com」のようなスカウト型に抵抗がある方や、まだ転職先を決めきれていない方は、こうしたサービスも併せてチェックしてみる価値があります。それぞれ強みが異なるので、自分に合ったものを選んでみてください。
結び
次回は、これまでの経験をすべてまとめた「完全ロードマップ」として、飲食業界の「やりがい搾取」に疲れた人が、給食業界で安定を手に入れるまでの全手順をお伝えします。
もし今、パワハラや過酷な労働環境の中で転職を考えているなら、まずは自分の経歴を整理し、スカウト型のサイトに登録してみることから始めてみてください。「まだ何がしたいか分からない」という段階なら、キャリナビの無料キャリア相談から話を聞いてみるのもおすすめです。 <img border=”0″ width=”1″ height=”1″ src=”https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=4BCLW5+2SMA0I+5WEE+5YJRM” alt=””>

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